わたし、働きます。

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「就職」という出来事は、
とても嬉しいことだけれど
応援する側の私たちは、
少しだけ寂しい気持ちになる
瞬間でもあります。
その理由は
会えなくなる寂しさも
あるけれど、就職に至るまでの
沢山の変化や、お互いの
苦労を思い出すからです。

「変われない」「自分にできない」と
思っていたけれど
勇気を持って一歩ずつ
変わることを選んだ彼らの姿には
毎日の私たちの背中も
押してくれるヒントが、
きっと隠されています。

今回の登場人物は
「ししゃも(ニックネーム)さん」です。
彼女の就職までを振り返ってみました。
静かに、ドギマギしながらだけど、
強く変わろうとする
ししゃもさんの連載を
是非ご覧ください。

「就職」という出来事は、とても嬉しいことだけれど
応援する側の私たちは、少しだけ寂しい気持ちになる
瞬間でもあります。その理由は会えなくなる寂しさも
あるけれど、就職に至るまでの沢山の変化や、
お互いの苦労を思い出すからです。

「変われない」「自分にできない」と思っていたけれど
勇気を持って一歩ずつ変わることを選んだ彼らの姿には
毎日の私たちの背中も押してくれるヒントが、
きっと隠されています。

今回の登場人物は「ししゃも(ニックネーム)さん」です。
彼女の就職までを振り返ってみました。
静かに、ドギマギしながらだけど、強く変わろうとする
ししゃもさんの連載を是非ご覧ください。

第2回「最初の一歩は踏み出したけど…」

それで、「やりたい」を見つけたと思ってからは、就職活動に何か変化はあったの?

ししゃも:

自分に出来そうな仕事じゃなくて、「やってみたい」会社を探し始めたような気がします。

それでA社に行きついたんだ。どうやって行きついたの?

ししゃも:

「夢スト」で見つけた「やりたい」が叶いそうな会社を自分で調べて、見学に連れてってもらって、自分がやりたい仕事なのかを確認しに行きました。

そうでしたね。ただ見学に行くわけじゃなくて、やりたいって思えるかを確認しに行ったんですね。

ししゃも:

そうですね、それで「すごい!」って思える会社っていうか、仕事があって、やれるか分からなかったけど、その会社で働いてみたいなって思って、それでインターンシップ組んでもらいました。

やれるか、やれないか、じゃなくて「やりたい」を優先させて動いたんだ。

ししゃも:

不安だったんで、もちろん「やれるかな?」ていうのはありましたけど、「やりたい」を優先させるようになってたと思いますね。そこが私の中では大きくて、やっぱり怖かったけど、やってみないと分からないし。

すごいですね、それ。

ししゃも:

前までだったら怖いから、「やりたい」よりも、「やれるか、やれないか」を気にして選んでたと思いますね。

なぜそう思うの?

ししゃも:

やっぱり出来ないことを想像してしまうと思うんです。出来ない自分を受け止めるのが、やっぱり難しいんだと思います。傷つきたいくないから。

でも、今もそれはあるんでしょ?

ししゃも:

メチャクチャあります。(笑笑笑)

どうして「やりたい」を優先できるようになったんだろう。だって傷つくかもしれない不安は今もあるわけでしょ?

ししゃも:

やっぱり夢ストで「やりたい」に自信を持てたのと、あと自分が凄いなって思う仕事をしている職場だったからですかね。私から見てその会社が凄いなって思える部分があったから、自分に足りない部分があるのは当たり前っていうか。でも憧れたり尊敬できるので、そばで働いてみたくて・・・。その気持ちが勝ちました。

自分が凄いなって思う人の側で働くって重要ですよね。「告白」みたいな就活に変化していきましたよね。

ししゃも:

そうですね。LIVELABOで就職活動を、企業に告白するようにって言われてたのもあって・・・。最初意味分からなかったですけど(笑)

やっぱそうか(笑)。それから実際にインターンシップ組んで就職となるわけですけど、インターンシップの時の様子を教えてください。

ししゃも:

最初は憧れていた職場で実習できることになって、仕事も楽しかったし、よかったって思っていたんですけど、やっぱり厳しいところもありましたね。

ちなみに、どんなところ?

ししゃも:

実習始まって、言われたことをやってて、別に怒られなくて、自分ではやれてるのかなって思ってたんですよ。ミーティングの時も、別にダメなところとか特別言われなかったんです。そこから「あっー受け入れてもらえた、もう大丈夫だ」って感じに今思えば感じてたのかもしれないですね。

厳しくないように感じますが・・・(笑)

ししゃも:

でもそこから、「就職」って話になると少し違くて。「就職」のことになってから、ミーティングの時に積極性とか、レジをやれなきゃ難しいとか、色々出てきました。あと・・・熱意も見せて欲しいみたいなことも言われて・・・ちょっとショックでしたね。

なるほど、それからどうしたんですか?

ししゃも:

多分インターンシップの最初は、私は会社にとってお客さんだったんだと思います。「優しい職場だな」って勘違いしてました。それで仕事とか社会の常識をLABOのスタッフさんと確認しました。

実際は優しくなかった?(笑笑)

ししゃも:

いや、職場の人は優しかったし・・・今も良くしてもらってます。でも、そもそも「就職」って自分で仕事をするってことだから、お客さんに喜ばれることとか、職場に貢献できるように自分で考えなきゃならなかったんですよ。教えてもらって、優しく育ててもらう事が当たり前っていうか、そう思っている自分に気がついて・・・。そうゆうのLABOで一緒に確認してもらいました。

やりましたね。仲間を意識する働き方ですね。お客さんに喜んでもらえることが一番で、そのための自分の役割を見すえて、会社に貢献しようとするってのが、実は働き始めると「常識」としてあるよっていう話ですよね。

ししゃも:

分かっているつもりだったんですけど、「優しくしてくれている」ってことが、自分を受け入れてくれていることだって思ってたんですよね。

ありますよね。でもその気づきは凄い事だと思うんですよ。だって優しくしてくれたら、受け入れてくれたって思うじゃないですか。でも仕事で実は重要なのは受け入れてくれたかではなくて、自分が何をするべきなのかってことなんですよね。

ししゃも:

そうなんですよ〜(泣)。

その先に本当の仕事の面白さがあるのに、「思っていたのと違う」ってなって、気がつく前に辞めちゃう人も多いと思うんですよね。僕らもその先の面白さを一緒に描く事ができるかが、本当の定着支援の役割だったりしますもん。入社したら求められる人になれた気がするけど、実は入ってから努力して少しずつ求められることが増えていくんですよね。だから最初は求められていないっていうギャップに、ショックを受けたりする人が多いんですよね。

ししゃも:

実際は自分で動かなきゃなくて、学校みたいに誰かが用意してくれたものをやればいいってわけじゃないから、自分で色々動く必要があるっていうのが、社会って厳しいなって思いました。みんなそれを、普通な感じでやってるんですよね。求められる仕事ができるまでに、努力が必要なんだなって思いました。

でも期待しちゃうよねぇーーー、「褒められた!優しくされた!認められた!受け入れられている!」みたいなね。

ししゃも:

はいっ、ガッツリ騙されました(笑笑)

社会の常識に気がついて、それからどうしたの?

ししゃも:

あえて自分から「〇〇やらせてください」ってお仕事をやらせてもらえるようにスタンスを変えました。LABOから言ってもらおうと思ったけど、自分から言うって作戦をLABOのスタッフさんと一緒に立てて・・・。

やりましたね。実際に実行に移すのはすごいっすよ。会社に配慮を求めるよりも、自分で行動を変えていくのを見せる作戦だったですもんね。

ししゃも:

そうですね。自分でもそれがいいんだろうなって思いました。けど怖かったですね。「やらせてください」って言うのって、迷惑かけるかもしれないし、なんて思われるか分からないし・・・。良い子を演じて生きてきた気もするので、不安でした。

そうだと思います。でも僕らからすると、きっと効果あるだろうって思ってました。実行に移したのも凄かったですよ。

ししゃも:

そうですかね(モジモジ)。でもやっぱり、やりたい事を諦めたくなかったんですよね。このままじゃこの会社に就職できないって思った時期もあったので、自分を変えるしかなかったです。LABOにも、「ビビりながらでいいから自分から行動しようとするのが伝わるよ」って言われて、本当そうかもなと。

その後すぐ、実行に移せたんですか?

ししゃも:

・・・・・・ぶっちゃけ、言おうとして言えなくて、店長を自分から呼び止めたのに、緊張し過ぎて黙っちゃって、それが2回くらい続きました。(笑)

初めて聞きました!(笑笑笑)

ししゃも:

不思議そうな顔されましたね(笑笑笑)

でも勇気を持って伝えたと。

ししゃも:

(笑)そうですね。

それからは、なんか変わりましたか?

ししゃも:

そうですね。最初は「レジやらせてください」って言っても、「まだ厳しいんじゃない?」っていう感じで、その時もショックでしたけど、でも今の自分の実力だと仕方がないかなって思って、任せられる仕事はいつもより早く精一杯やって、それから「やらせてもらえませんか?」とか「練習させてください」って言いに行きましたね。

そうでしたよね、その辺も作戦立てましたね。「役割+α」ですね。絶対その方が伝わるんですよね。

ししゃも:

そしたら徐々に会社に伝わって、練習させてもらえたり、仕事を増やしてもらえて、自分が就職したいっていうのを本気で会社も分かってくれて。LABOが会社に来た時に、その本気さが伝わっているかを確認してもらいましたね。

会社さんは協力してくれるようになった?

ししゃも:

そうですね。

その時の気持ちは覚えてますか?

ししゃも:

自分から意思を出すって、やったことなかったから。でも「やりたい」が勝っていたので、やってみたって感じですね。今まで誰かに言われるとショックで落ち込むこととか、自分に自信がなくなる事ばかりだったけど、今回は心が折れるかもしれないけどやってみようと思って。自分であえて心を折りにいったような気もします。

「自分で心を折りにいった」っていうのは面白いですけど、なんか分かる気がしますね。人に合わせることだけじゃなくて、主張したってのは、ししゃもさんにとっては凄く難しいことだったと思います。

ししゃも:

自分で選んだやりたい事だから、やりたいなら動かなきゃならないっていう感じに思って。自分で自分に責任があるなと思ってたので、自分で心を折りにいったような気持ちでした。

今まではどうだったのかな?

ししゃも:

多分今までなら、「私なんかダメ」とか、あえて人前で言って、かわいそうな人になろうとしてたと思いますし。

いいっすね。

ししゃも:

自分が本当に嬉しいとか、どうなったら幸せになるとか、それを自分で選択するのが「自立」ってLIVELABOではいってますよね。子供と大人の違いっていうか。

そうですね。いい事言ってますよね(笑笑)。

ししゃも:

・・・・・・・はい(笑笑)

自分で言うかってね(笑笑)。

ししゃも:

・・・はい(笑笑)

おい、ちょっと!(笑笑)

一同

(笑笑笑笑笑)

でも自分の課題に自分で向き合おうとしたのは凄いですよね。「自立」について話したことも覚えててくれたのは嬉しいです。

ししゃも:

本当に人に言われたことでショックは受けるけど、あくまでアドバイスで、どうするか決めるのは自分だと思ったんですよね。

今まで無い経験だったと思うけど、そんな「自立」の一歩を踏み出して、どんな気分ですか?

ししゃも:

あの不安は忘れないようにしたいですね。そんだけ不安でも、「やりたい」に向かって踏み出せたのは忘れないようにしたいです。

不安を忘れないようにってのは珍しいっすね。出来たことを忘れないようにする人はいるけど。

ししゃも:

いや、傷つく事が怖かったけど、意外に大丈夫だったんです。それを覚えておきたいです。まだまだ積極的に動けているわけじゃないけど、案外怖くないってのは覚えておきたいですね。強くなれてるのかなって。もっと早くやっておけばよかったです。

(つづきます)