わたし、働きます。byウサギ(仮名)

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「就職」という出来事は、
とても嬉しいことだけれど
応援する側の私たちは、
少しだけ寂しい気持ちになる
瞬間でもあります。
その理由は
会えなくなる寂しさも
あるけれど、就職に至るまでの
沢山の変化や、お互いの
苦労を思い出すからです。

「変われない」「自分にできない」と
思っていたけれど
勇気を持って一歩ずつ
変わることを選んだ彼らの姿には
毎日の私たちの背中も
押してくれるヒントが、
きっと隠されています。

今回の登場人物は
「ウサギ(仮名)さん」です。
彼女の就職までを振り返ってみました。
「今」に目を向け前進する彼女の連載を
是非ご覧ください。

「就職」という出来事は、とても嬉しいことだけれど
応援する側の私たちは、少しだけ寂しい気持ちになる
瞬間でもあります。その理由は会えなくなる寂しさも
あるけれど、就職に至るまでの沢山の変化や、
お互いの苦労を思い出すからです。

「変われない」「自分にできない」と思っていたけれど
勇気を持って一歩ずつ変わることを選んだ彼らの姿には
毎日の私たちの背中も押してくれるヒントが、
きっと隠されています。

今回の登場人物は「ウサギ(仮名)さん」です。
彼女の就職までを振り返ってみました。
「今」に目を向け前進する彼女の連載を
是非ご覧ください。

第2回「落ちこぼれが怖かった」

ウサギ:

動物のお仕事は本当に目指していたんだけど、向き合っているうちに別の自分の気持ちに気づいたことがあって。

別の気持ち?

ウサギ:

「私には動物しかないって」勝手になっていたんだと思います。

それはどうして?

ウサギ:

LIVLEABOで「自分の嫌なところにツッコミを入れる」っていうことをした時に、本当は落ちこぼれになるのが怖いっていう気持ちがあったのが分かったんですよね。

「自己理解」のコンテンツの一つですね。

ウサギ:

今まで生きてきて、他の人と「よーいドン」で同じスタートきるんだけど、自分 だけどこか遅れているような気持ちで生きていて。中学校くらいから勉強できなくて、人 より遅れていて、周りは当たり前みたいに出来るし。それが1番・・・気持ちに残っていま すね。そんな経験もありましたね。

なるほど。コンプレックスだ。

ウサギ:

はい。社会とか、他人から見て「できない人」って思われるのが怖かったんだと思います。だから得意なものや、人よりも知識のあるもので世の中の枠から外れないようにするしかないっていうか。みんな出来るから、自分にも得意なものがあったら、そっちに近づけるかなって。

つまり、すがってた?動物の仕事に。

ウサギ:

そうです!いましたね!すがってました!動物が好きな事ももちろんなんだけど、他の誰かよりも出来る自分になるようにしていました。

あーでも、いいですね。その「すがってた」って言えちゃうのが 笑笑

ウサギ:

いや、本当に今話してて本当に「すがってた」んだなって。不安というか、こだわりでした。動物の道であれば、普通の人よりも出来る!って・・・

他の誰かの価値観に合わせて生きてきた?

ウサギ:

今まで凄い生きづらかったんですよ。無理矢理「普通」になるように生きてきたわけだから。その生き方だったから、精神的に参ってしまったんだなって思います。他人や社会の価値観で生きてた。自分の価値観じゃなくて。今思えば苦痛でしたね。

自分には何も無いって思うことは怖かった?

ウサギ:

・・・落ちこぼれ。だと思ってました。

なるほど。じゃあ落ちこぼれにならないように頑張ってきたんだ。

ウサギ:

ありましたね。それも、落ちこぼれになったら母親が悲しむかもとか、いじめられるかもとか。社会に仲間外れにされないようにしてたんだと思います。

動物の仕事も好きだけれど、自分が人より褒められそうなことで、社会に取り残されないように頑張っていたんだ。

ウサギ:

そうですね。それに気がつきましたね。

すごいですね、どうやって受け止めたの?

ウサギ:

自分の不安に自分でツッコミを入れていったときに、最初は自分が感じている不安を書き出して、並べてみて、「この自分は好き?」っていう質問があって。それで、私は自分の不安を並べて書いてみた時に全然こんな自分好きじゃないって思ったんです。自分の不安を書き出してみた時に、そのほとんどが「他人にどう思われるか」とか「バカにされないか」みたいな不安ばかりで、それで自分のことに気がついて。

他の人からの目線で生きていたことに気がついて、そんな自分は好きじゃないと。

ウサギ:

はい。

それで、自分にどんなツッコミ入れたんですか?

ウサギ:

自分に出来ない事は仕方ないし、人がどう見るかも気になるけど、「今自分にできることを精一杯やろう」って思いました。自分への励ましも含めて。

はらたった?自分に。

ウサギ:

そうですね。やってみればいいし、出来ないことは出来るまで頑張るしかないし、それで相手にどう思われるのかなんて分からないのに何やってんだって思いました。

カッコイイ

ウサギ:

今見ると、そんなツッコミ自分に入れてるのも、すごいな。笑笑

すごいよな。笑笑

ウサギ:

世間から外れてて恥ずかしいって想いが自分にはあったから。

じゃあ今は出来ない自分は受け入れている感じなの?

ウサギ:

出来ない自分を受け入れられたと思います。出来ないけど、それが自分で、自分の人生だみたいな。笑

引き受けたわけだ。自分のことを。

ウサギ:

引き受けた。普通の人が10出来ることを、私は5くらいしか出来ないかもしれないけど、でもそれでも出来ることはあるし。別に計算機使えば問題ないし。笑笑 そもそも「普通ってなんだよ!」って思って。

そうだね、本当にそうだね。ツッコミを入れている時「出来るようになりたいなら、出来ることを自分のペースでやっていくしかないじゃないか」っていう事を言っていたよね。

ウサギ:

精一杯次のことを考えてやるしかなかったんですよね。分からないなら、分かるまで聞くしかないし。難しいことがあっても、やれる事を一生懸命にやろうと。

(つづきます)